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2008年10月の記事

2008年10月31日 (金曜日)

【8】英単語1239語完全記憶達成!

10月12日(日)に今年6日目となる「高速学習記憶実践編」が行われました。
参加したのは、小5から中3までの17名。
朝から夜までの長時間に及ぶ集中講座です。

目標は、1日で英単語1239語を記憶すること。
中3の英単語を記憶し始めたM君は、あまり英語が得意ではなく、始めのうちは、なかなか集中できない様子でした。
でも最後まで頑張り通し、とうとう基本英単語1239語をすべて記憶してしまいまいた。

おめでとうsign03

     081018img_3632_2

高速学習の進級のルールは、50ずつの単語をテストし、90%以上の正解でないと再テストが繰り返されるというものです。
M君は、はじめ全く自信がなかったそうです。
でも、途中で行われるminiPAD(潜在能力開発講座)のたびに集中力をあげ、自分ではとうてい不可能だと思っていた完全記憶を達成してしまったのです。

M君の感想文を紹介します。081017img_3624
pencil今回、初めて高速学習を受けました。
ここに来る前は、朝から夜までひたすら勉強だと聞いていたので、元々勉強が苦手だった僕は、「そんなに勉強なんてできないよ!」と思いました。
でも、実際に来てみると、思っていたより長い時間集中して取り組めたので、「おっ!?これならいけるかも!」と思い、さらに続けたら頭にもスイスイ入って来るので、かなり楽しくできました。
ついに目標の「英単語1239語暗記」を達成することができたときは、本当に嬉しかったです。
最初に逸見先生と目標設定をしたとき、思い切って全部暗記を選択し、挑戦して良かったと思います。自分の力を信じ、目標を達成することができました。
人生で、一番集中でき、はかどった勉強でした。

Ruiko.H

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2008年10月30日 (木曜日)

【7】完全記憶達成おめでとう!

9月8日(日)に、今年5日目となる「高速学習記憶実践」が行われました。
今回は、小学5年生から高校生までの17名が参加しました。

朝から夜までの長時間にわたる集中講座ですが、みんな授業時間にはしっかり集中し、休憩時間にはリラックスして、うまく切り替えて最後まで集中力を絶やさず目標に向かって頑張りました。

目標は、5日間で、四谷大塚「四科のまとめ理・社」の完全記憶。
4名が、みごと達成しました! 
おめでとうsign03     

      081018img_2947_3

そのうちの3名の子どもの感想を紹介します。

pencil小6女子
今回の高速学習は、とても良かったです。私は、今までうまくできませんでしたが、2日間の後、家でやっていたらすごく頭に入りました。
今回の高速学習では、スイッチの入れ方のコツが分かってよかったです。スイッチの入れ方が分かると、自分が今まで、本気になっていなかったことがよく分かりました。
これからは、本気になって勉強をやろうと思いました。

pencil小6男子
この四科のまとめの暗記をやったので、自分の苦手分野が分かり、また、得意だと思っていた単元が、苦手だと気づきました。
ためになったと思うし、この高速記憶でやったことを今後の学習に生かそうと思いました。いつも勉強は、長続きしない僕ですが、今回はいつもより長続きし、「本気」でやれたと思います。

pencil小6男子
今日は、前の四日間の平均よりも2~3倍ものスピードでできました。
やはり、集中できたことと、頭に入りやすいという感覚がありました。この力を家でも生かせるようにしたいです。この五日間大変良かったです。

081018img_3587_2

子どもたちは、集中して記憶するという力をどんどん進化させているようです。
講座が終わった後は、とてもすがすがしい感じで、まだまだこれからもやれるというパワーにあふれていました。

 

 Ruiko.H

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2008年10月29日 (水曜日)

〈13〉学力を上げるメカニズム

『自分で生きていく力をつける教育』それが、私たちが目指している教育です。
そのために必要なのは、自分の勉強の仕方を確立することです。
ヘーグルの、学力を上げるメカニズムをご紹介しましょう。

1.IQを上げる
 ○潜在能力開発=IQ(記憶力、計算力、理解力、イメージ力)をつけ、EQ(感情の豊かさ)を身につける。

2.勉強する気を起こす
 ○何のために勉強するのか?将来の目標を明確化する。
 ○子どもの精神年齢を上げる。

3.教科を好きにする
 ○魅力ある授業にすること。
 ○授業評価制や満足度チェック、教員の研修などによって、教員の力もアップさせる。

4.自学自習のスタイルを確立する
 ○規則正しい生活、部活と勉強の両立。集中した勉強を行う。
 ○補修システム、復習、予習可能なビデオ学習システム、コンピューター学習プログラムなどの充実。
 ○知識の記憶力、計算力の強化。自分で考え自分で学ぶ力をつける。

5.テストの点数を上げる
 ○成果の確認を行い、弱点を克服する。100点満点を目指す。
 ○教科ごとの教育理念とシラバス(カリキュラム)の確認を行う。

6.偏差値を上げる
 ○地域内順位を上げて、地域内トップを目指す。
 ○全国順位を上げて、全国トップを目指す。

7.希望する進路に進学する
 ○最新の受験情報を活用する。

この中で基本として重要なのが、勉強をする気を起こす、ということです。
「なんのためにやるのか」「どういうふうにやりたいのか」ということがはっきりしないと、まずモチベーションが生まれません。

やる気のスイッチが入れば、モチベーションが作動し始めます。1つの教科でも面白くなると、勉強が面白くなってきます。そうなれば、自学自習、自立へと、どんどん進化していきます。

 

 bookヘーグルの本
『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
              逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                             より

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2008年10月28日 (火曜日)

〈12〉精神の発達時期

競争また競争の毎日では、勉強の本来の目的がわからなくなってしまいます。
本当は、学力をつけることそのものが喜びであるはずですし、学ぶことが、心の成長につながらなければなりません。

超IQ革命によって、効率よく勉強が進むようになれば、自分がやりたいことに思う存分取り組む時間が生まれます。もっと他の興味あること、学びやスポーツ、趣味に没頭することができます。

そして、自分でどんどんやりたいことを工夫して実行する、自立学習ができる子どもになるのです。
そんな子どもたちは、これから未来に向かって、自分の力でさらに大きな可能性を見出すでしょう。

 

人間の精神発達には、段階的な時期があります。

第1期 『感覚運動的知能の時期』(誕生~2歳ごろ)
反射=生得的行動様式を基礎として環境に対応して同化していく時期。

第2期 『前操作的表象の時期』(2歳~7,8歳ごろ)
保存=質量保存の概念を形成するが、まだ論理的思考はできない。

第3期 『具体的操作の時期』(7,8歳~11,12歳ごろ)
論理的思考ができるようになる。

第4期 『形式的操作の時期』(11,12歳~ )
数や論理の上だけで抽象的思考をするということを学び、より高度な学習体系に入る。

子どもの成長段階に合わせた、学習内容・学習方法が大切です。
きちんと総合基本力を身につけ、自立学習できる力を養えば、本人が自覚を持ったときに大きな力を発揮します。
その時期や子どもの性格を、親が冷静に待ってあげることが大切です。

 

※詳細は、ぜひ本書をお読みください。

bookヘーグルの本
超IQ革命 人間の天才力を引き出す驚異のメソッド『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
                   逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                                より

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2008年10月27日 (月曜日)

☆怒鳴る母と怒鳴られる子

久しぶりに気持ちのいい秋晴れ。気分良く買い物に出かけた。
いつものスーパーで、夕食やお弁当のメニューをあれこれ悩みながら、お買い得品を物色していると、すぐ後ろで、ものすごい罵声が響いた。
「テメェ、いい加減にしろよ!!」

ドキッ!まさか私、何かした?
振り返ると、2組の母子連れのうちの1人のお母さんが、4,5歳くらいの女の子を叱りつけていた。

罵声はまだまだ続く。
「お前がそうやってバカなことばっかやってっから、弟が真似すんだろ!ふざけんじゃねぇよ!○X△□※*・・・・!!!」(巻き舌で読んでください)

女の子がどんな馬鹿なことをしでかしたのか、見ていないから何とも言えないけど、それにしてもお母さん、男言葉が板についてドスが効きまくっちゃって、その言葉遣い、荒すぎやしない?

女の子は泣くわけでもなく、うつむくばかり。
連れの母子も、だんまりを決めている。

私もしばらく呆然と見つめてしまったけど、我に返って慌てて視線をはずし、買い物を再開した。(私は、このシチュエーションで他人の家庭の事情に口を挟むほど、向こう見ずではない)

その後何度目かにすれ違ったときに、目撃してしまった。
母親たちから少し離れたところで、女の子が「バカヤロー!」と言って弟の頭を叩いた。女の子も、家では叩かれることもあるのかもしれない。

 

あぁ。。。そうよね。そうなるよね。
あんなふうに怒鳴りつけても、女の子には通じていない。
ド迫力で威嚇しているだけになってしまう。

女の子にしてみれば、何を怒られたのかは関係なく、友達の見ている前で怒られた、ということだけしか残っていないのだろう。
怒鳴られるのはいつものことだから、慣れっこになっていて、自分の中での処理の仕方も覚えてしまって、嵐が過ぎ去ったらケロッとしている。そんな子を見て、お母さんの迫力もエスカレートしていく。

そうして受けたストレスを、自分より弱い弟に向けてしまう。
弟はまだベビーカーに乗っている赤ちゃんだが、しゃべれるようになったら、姉からもらったストレスを今度は誰に投げつけるんだろう?

怒鳴られても、叩かれても、子どもはお母さんが大好き。
大好きだから、まとわりついていく。
母親同士でおしゃべりに夢中になっているところへ、あまりしつこくして、また怒られなければいいんだけど・・・。

子どもって、全然思い通りにならないし、イライラさせられることもしょっちゅうだ。
それでも母親である以上、子どものストレスを取り除く存在でありたいものだと、改めて思った。

neko

 

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2008年10月25日 (土曜日)

〈11〉子どもの受験で親がすべきこと

子どもたちには、自立する、自分で考えるための、しっかりしたサポートが不可欠です。

子どもに対するメソッドでは、
1.生きる上で大切なことを教え
2.自分で生きていく力=『総合基本力』を身につけさせ
3.自分がやりたいことをやらせる

という3つが基本となります。
中でも、3番目の自分がやりたいことをやらせる、ということが大変重要です。

せっかく志望大学に合格したのに、入学してみると、自分のやりたいことがみつからない、という学生が増えています。
これは、やりたいことを完全燃焼したという経験を持たずに、偏差値との比較で進路を決めてしまったことが原因です。

同じように大学院へ進んでしまう学生も少なくなく、ある国立大学の先生は嘆いています。このような悲劇は、大学の先生にとっても深刻な問題です。共に研究をしようと思ったのに、肩透かしを食らうわけですから。

 

小学校、中学校受験でも同じです。
「もうみんな受験に向かって走っていますよ」と周りに言われると、焦って走り出してしまいがちですが、親は、子どもに勉強・受験させる上で何が一番大事だろうか?ということを考えなければなりません。
有名校に合格させることが大事なのでしょうか?

もっと貴重でかけがえのないことがあります。
それは、どういうプロセスで合格するのか、ということです。
どんな気持ちで、何を求めて、どれだけ自分の目標を達成できたのか、ということが、子どもの成長にとって重要なのです。

子どもたちには、その子にしかない個性があります。
高い学力を持っていても、あえて地元の公立校に進学し、中学までは自分のやりたいことを存分にやって、その間に『総合基本力』を高め、高校・大学としっかりと自分の進む道を選択していく、というルートもあるのです。

『総合基本力』が身についた子どもは、自分の目標が定まったとき、絶大なる力を発揮します。その力に対する確信も本人がきちんと持ち合わせているので、自信に満ちあふれています。

そんな子ども自身の中には、ストーリーがあります。
親は、そのストーリーを信じてあげればいいのです。

ヘーグルの小学校受験・中学校受験のコースでは、これを踏まえたうえで、心と能力の成長を目標としたメソッドを実践しています。

 

bookヘーグルの本
『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
              逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                             より

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2008年10月23日 (木曜日)

☆「お前、誰の母ちゃん?」

娘が幼稚園に入って、初めての参観日。
運動会が近いので、園庭でリレーや障害物競走の練習を見学した。

走り回る3歳児の集団を仕切る先生は、すごい。
私なんか、1人だけでも手を焼くのに…。だって、3歳児は時々怪獣に変身するんだから。
先生は笛ひとつで全員を整列させて、順番を待つ子はしゃがんで一所懸命応援する。なんとも可愛らしいじゃないのheart04

それでも、中には集団から離れてしまう子も出てくる。
男の子が3人、怪獣ごっこを始めてしまった。あらま。
2匹の怪獣対1人のナントカレンジャーの戦いは、決着がつかないまま、怪獣たちの逃走によってあっけなく終結。

するとそのナントカレンジャーは、私のすぐ横で、「きさまぁ!とぉー!」と見えない敵と戦い始めた。元気なのはいいけど、他の子はみんな練習してるのになぁ。
注意しようか迷っていると、戦いにも飽きた様子で
「おまえだれのかーちゃん!」と言っている。

はて?台詞にしてはおかしいなぁ?
そうか、「お前、誰の母ちゃん?」と、私に質問してるんだ。
カチン!ときた。3歳の子に『お前』呼ばわりされたの、ワタシ!?

「お前、じゃないでしょう?」と、思わず言ってしまった。
言ってしまってから、他人の子にこんなこと注意してよかったのかな?と思ったけど、もう遅い。この際、『母ちゃんには目をつぶろう。

ナントカレンジャーは、ビックリして目をまん丸にしている。
固まってしまったその子に、もう一度
「私は○○のお母さん。だけど、大人の人にお前って言うのはおかしいわよ。」と言うと、何も言わずに走って行ってしまった。とりあえず、練習に戻ったのは良かった。

彼にしてみれば、まったく予想していなかった答えが返ってきて、不意をつかれたのだろう。初対面の大人を『お前』と呼ぶのは、彼にとっては普通のことなのだろうから。

周りの大人は、教えないのかな?
親の顔が見てみたいとまわりを見回しても、皆おしゃべりに夢中で、彼を気にしている人はいない。

 

これは、10年前の出来事。
そんな昔のことを未だにはっきり覚えているのは、他人事ながら「この子はどんな大人になるんだろう?」と気になったから。

まだ3歳なんだから、そんなに厳しいこと言わなくても、と思われるかもしれない。
でも、小さい子どもは、良いことでも悪いことでも、全部吸収してしまう。

間違って覚えてしまったことを、大きくなってから直すのは大変なこと。
だったら早いうちに修正した方が、本人のためにもいい。
いちばん傍にいる両親が教えられれば、いちばんいい。

三つ子の魂百まで、なのだから。
 

neko

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2008年10月22日 (水曜日)

☆おじさんと遺伝子組み換え

ティーンエイジャーの娘2人をもつママライターnekoの、[nekoの一声]はじまります。

いつもは、何でもそろう大手スーパーで買い物することが多いのだけど、たまにおいしい魚が食べたくなると、新鮮な魚がお手ごろ価格で買える、地域密着型のスーパーへ行く。

魚売り場を目指して奥へ進むと、何やら横の通路に人だかりが。

<たまご1パック ¥78>

えっ!? 78円?

ラッキーnote 本日の目玉商品ゲットsign01

・・ん? じーっと私を見つめる知らないおじさん。。。

えっ! だれ? なに?? 

 

「若い人でも、そんな安い卵買うんだねぇ。」

「あ、はい・・」 

若い人と安い卵の関係がワカラナイけど??

てか、ワタシもまだ若い人なんだ・・coldsweats01

 

「オレらはもう、先がないからいいけど、若い人は、まだまだこれからだろ。」

「は?」

 

「遺伝子組み換えって知ってるか?安いには、安い理由があるんだよな。」

「あぁ、遺伝子組み換えですね。そうですよね・・」

 

「オレは昔、養鶏をやってたからな。いや、この卵はどうだか知らねぇよ。でもな、普通はこの値段じゃ出せねぇよな。」

「げっ、そうなんですか・・??

 

「遺伝子組み換えの食べ物ってのは、食べてもすぐにはわかんねぇからな。何十年もたってから、なんか出てきたって、もうその時には遅いわな。オレはもうあと何年生きるかわかんねぇからいいけどよ、あんたみたいな人たちは、まだこれから長いだろ。あんたの子どもらだってよ。」

にっこり笑って去っていくおじさん。

カゴの中の卵を見つめるワタシ。

 

おじさんが言ってるのは、もちろん、鶏の餌の話。

コストが安い遺伝子組み換え穀物の飼料でも使わないと、卵の値段は安くできないよ、っていうことだろう。

とはいえ78円は魅力的。

ちょうど卵を切らしてるし、他の卵は200円も高い。

結局、何十年後の心配より、今日のお財布事情のほうが優先され、そのまま買って帰った。

いろいろ言われているけれど、遺伝子組み換え作物が、人体や周辺環境にどう影響するのかは、本当に何十年も後になってみないとわからないのかもしれない。

でも、なんとなく想像することはできる。バラ色の未来とは、いかない気がする。

最近、食の安全に関するニュースを聞かない日はない。

サイゼリヤのピザに微量のメラミンが含まれていた、というニュースを聞いてまず思った。「中国製だから安いんだなぁ。」

安いのには、理由がある。

食べ物に安さを求めるなら、それなりのリスクを覚悟しろ、ということなのか。

なんだか、妙な話だな。

 

卵を1個割るたびに、おじさんの顔がちらつく。

オレは関係ねぇって言いながら、子どもたちの未来を心配するおじさんは、きっといい鶏を育てていたんだろう。

 

neko

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2008年10月21日 (火曜日)

〈10〉自分というモノサシ

ここでもう一度、『超IQ革命』の概念をまとめておきましょう。
『IQ』の『総合基本力』+『集中力』に加えて豊かな『EQ』を身につけ、さらには実社会での『実践的能力』をはぐくむ、それが、『超IQ革命』が意味するものです。

社会での『実践的能力』とは、『キャパシティ』であると言い換えることができるでしょう。
ヘーグルメソッドでいちばん重要なことは、人間の能力を『どのくらいのキャパシティまで伸ばそうと考えているのか』という点です。

例えば、新幹線を時速200キロで運転するためには、時速300キロ以上を余裕で出せるキャパシティで設計しておかなければ安全走行できない、というのと同じで、人間も大きな能力を発揮したいと思えば、キャパシティをより大きく伸ばしておかなければならないのです。

総合基本力に基づいた集中力という能力を身につけた子どもは、成績・偏差値といった既存のモノサシだけでは測れないキャパシティを持っています。

現代社会は、あまりにも外的刺激が多すぎます。恐怖や不安といった刺激は、いちいち感じて心配していたら、気持ちがすっかり萎縮しています。そのような外的刺激は適度に受け流して、取り入れるところは取り入れながら、内面的な世界をしっかり創り上げる、これがいちばん良い選択だと思います。

さまざまな外的刺激に左右されずに、自分自身のしっかりした価値観に基づく、絶対的な喜び、絶対的な幸せ、絶対的な満足が得られるかどうか、それらに基づいた思考ができるかどうかがポイントです。
自分というモノサシを獲得できるかどうかです。

これが確立していれば、何より自分で自分の存在を認めることができます。
そこから自信がつき、さまざまなことへの意欲が生まれます。自分を肯定することで、エネルギーが得られるのです。

自分を認め、自立し、自分の責任・使命を自ら全うする。そういうエンジンができ上がりるわけです。
これさえ確立すれば、『自分というモノサシ』がどんどん機能し、自分の力でなんでも切り開いていけます。自分自身でキャパシティを伸ばしていくことが可能になるのです。

 

 

bookヘーグルの本
『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
              逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                             より

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2008年10月20日 (月曜日)

〈9〉感情を動かして右脳に記憶

右脳はなんでも記憶しています。でもテストのときに、覚えたはずのことが思い出せなくなったりします。記憶した情報を取り出すときに、書く、話す、など左脳の機能を使わなければならないことが問題なのです。意識して左脳を使おうとすると、当然ながら脳のバランスが左脳優位にシフトしてしまいます。これではせっかく記憶したものをうまく取り出すことができなくなります。

どうすれば、記憶をうまく取り出せるのでしょう。方法としては、記憶するときに「感情を動かして右脳に記憶する」ようにするのです。こうすれば、左脳を優位にせずに、情報を左脳の方に引っ張り出すことができるのです。

人が見聞きしたものは、短期記憶を司る部分に一時的に記憶されます。短期記憶は、時間が経つとどんどん消えていきます。『100%の成功の記憶』が薄れていくのは、短期記憶回路に記憶されている段階だからだといえるでしょう。

『技術習得の4ステップ』は、『100%の成功の記憶』を短期記憶から長期記憶へと移行していく作業です。このときに「感情を動かして右脳に記憶する」ことで、その記憶は一生涯消えないものになります。

例えば、どうしても覚えられない理科の公式があったとしましょう。
『熱量』というという言葉が出てきたときに、とても『熱い』ものを想像します。コンロの上に放置されたフライパンから煙が上がっています。もし、それを触ってしまったら・・・。
この「熱い!」という感覚が、右脳に大きなインパクトを与えます。

このようなインパクトを与えられたときに、記憶は短期記憶から長期記憶へと移行します。
感覚や感情を伴って記憶するというのがコツです。そのいちばんの近道が、腹式呼吸にして脳波をアルファ波の状態にすることです。

本物のモチベーションを作り出すためには、常に最終目標をイメージしましょう。「こうなったらいいな!」というワクワクするような大きな目標が大切です。ポイントはこのワクワク感。ワクワクするから行動できるわけです。

これが超IQ革命の第1歩です。
リラックスして脳波をアルファ波の状態にして、『成功イメージ』をしましょう。それから、とにかく行動を開始すること。行動することによって体にイメージを記憶させることができます。

ここまでは巷でよく聞く『成功法』にも謳われていますが、私たちはその先のステップを提唱しています。
つまり、『本物のモチベーション』を持つことができ、トレーニング・プログラムを身につけさえすれば、IQが伸び、結果につながるということです。
目標が設定されれば、そのために必要な能力が自分の中でも明確になり、その能力がどんどん引き出されます。

 

 

bookヘーグルの本
『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
              逸見 浩督・逸見 宙偉子 著

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2008年10月18日 (土曜日)

〈8〉技術を100%覚える4ステップ

勉強でも仕事でも、ひとつの事を成功に導くには、『イメージ力』がものをいいます。イメージ力に裏付けられた『技術習得の4段階』を踏まえることで、失敗を可能な限り避けることができます。

 

1.理解
第1ステップは『理解』です。自分自身でその技術についてイメージを持つことです。
右脳と左脳は活性化でき、それによって潜在能力を伸ばすことができる。結果として、勉強や仕事の効率が飛躍的に高くなる。ということが、この技術についての『理解』であり『イメージ』にあたります。

2.体感
第2のステップは『体感』です。テニスをしていて、サーブが決まらず何度も練習をしているうち、思い通りのコースでサーブが決まった瞬間、「やった!」と喜びでいっぱいになりますね。
つまり、『できない自分』を認識し、『できた自分』も認識させるということが『体感』です。
もう一つ大切なのは、100%完璧にできた、という体験をすることです。それが『100%成功する』というイメージになります。

3.体得
100%成功するというイメージも、1度の体感だけでは、記憶がだんだん薄れてしまいます。この記憶の劣化を防ぐには、毎日5分でも、自分の体に体感させることです。
この間をおく反復はとても効果的で、6日間続けて行うと、『成功イメージ』を忘れなくなります。これが『体得』です。

4.深い理解
さらに第4のステップとして、『深い理解』があります。これは自分が、『理解』『体感』『体得』したことを、ひとに教えることで到達できる段階です。
右脳と左脳を効率化するイメージ、といっても、人によっていろいろな理解の入り口があり、体感の具体的なイメージがあり、体得のステップがあります。それを相手が納得するまでさまざまな角度から教えることが、自分自身の習得度をアップさせます。

 

この『理解』『体感』『体得』『深い理解』の4ステップによって、自分自身の理論や知識と、それを裏付ける実践的な経験を『技術』にまで高めることができます。
これでいつでも、成功を100%再現できるだけの成功イメージが身につきます。

 

 

bookヘーグルの本
『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
              逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                            より

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2008年10月16日 (木曜日)

第13回 子どもが嘘をついたら(5)

お母さんの作ったお弁当が食べきれなくて友達にあげてしまったのに、お母さんにはそのことは言わずに「おいしかった」と言ってしまった子に、「これはついてもいい嘘か?」と訊かれたとき、私はこう答え、その子と一緒に考えました。

「お母さんを喜ばせるためにつく嘘は、いいと思うよ。でももし、お友達がお母さんに本当のことを話しちゃったら、お母さんはどう思うかなあ?寂しくならないかなあ?」

「そうだね…寂しくなるかも…」

 

「じゃあ、どうしたらいいと思う?」

「う~~~ん、そうだなあ…」

 

「お弁当のおかずをお友達にあげるのは、1回や2回ならいいと思うけど、毎回だったらどうだろう?いつも食べきれないなら、どうして全部食べられないのか理由をきちんと話して、量を減らしてもらうとか、どうしても食べられないおかずを他のおかずに変えてもらうとか、お母さんに相談した方が、お母さんにとってもいいんじゃない?」

「そうだね、それがいいかもしれないね!」

 

大事なのは、

     一つの嘘から、人の気持ちがいろいろと場面や時間とともに変化していくということ

     嘘にもいろいろな種類があること

     嘘をつくことは、単に良い悪いではなく、人が気持ちよく生きていく上で必要な場合もあるし、また、使い方もきちんと考えていかなければならないこと

     自分のしたことは、必ずめぐりめぐって自分に返ってくるものだということ

これらを前提に、相手の身になって一緒に考え、深めていくのがいいのです。

 

決して、答えは一つだけではありません。

いろいろな考えが出てきたときに、それを安易に否定せず、そのような発想からどのような展開が起こるかを数多く考えることが、人間をより深く見ることのできる力を養うことにもなるのです。

そして、親と子は

     「嘘をついてごめんね」と素直に言える関係

     お互い本当のことを言い合える関係

であることが最も大切です。

いちばんいけないのは、お互いが嘘をつき合う関係になってしまうことです。

そうなると、本当のことが言えなくなってしまい、やがて、鎧を着た人間同士の関係になってしまいます。

一つの「嘘をつく」ということから、親も子も大きな学びのきっかけになるものだ、ということに気づいてもらえれば幸いです。081012

 

 

 

Hirotada.H

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2008年10月15日 (水曜日)

第12回 子どもが嘘をついたら(4)

嘘には、「方便」というもう一つの側面があります。

相手の状況をよく考えて、真実をそのまま伝えるよりも、嘘になっても違う言い方をした方がかえってその人のためになるという場合、それは方便ということになります。

方便となる嘘の奥には、相手に対する深い思いやりの心があります。

以前こんなことがありました。小3の国語の授業のなかで、

「嘘をつくのは悪いことだけど、ついていい嘘もあるんだよ。それを方便と言うんだよ」という話をしたら、

「じゃあ、先生、これはどうなの?お母さんが作ってくれたお弁当を全部食べきれなかった時に、友達にそのおかずを食べてもらったの。お母さんには、とてもおいしかったよごちそうさま、と言って、空になったお弁当箱を渡したら、お母さんはにっこり笑ったの。こんな時の嘘は、ついていい嘘なの?」

と、訊かれました。

このとき私は、「子どもって、大人が考えているよりも深く物事を考えているんだなあ」とつくづく思いました。

確かに、たとえ嘘であっても、それで相手が喜ぶのなら、原則としてはいいと思うのですが………。

あなたなら、どう答えますか?

この答えは、簡単なようで結構難しいのです。081012

次回、実際にどのように答えたかをお知らせしましょう。

 

 

 

 

Hirotada.H

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2008年10月14日 (火曜日)

第11回 子どもが嘘をついたら(3)

「お母さんだって嘘をつくでしょ。夜にお菓子を食べちゃいけないって言うくせに、自分は食べてるじゃない。」なんて子どもに言われて、ドキッとすることがないですか?

子どもは、大人の言動や行動を見ていないようで、結構よく見ています。

親は、子どもに嘘をつかないのが第一ですが、子どもに嘘を指摘された後にとる態度の方がより重要です。

もし、子どもに嘘を見抜かれたら、親としてどんな態度をとるべきでしょう。

    言い訳がましいことを言わない。

     素直に謝る。

特に、この②が大切で、言っていることとやっていることが食い違っていたら、相手がいくら子どもであっても、謝らなくてはいけません。

子どもが素直な子に育つか、そうでないかの分かれ目になる、くらい大切なことだと考えた方がよいと思います。

人間の基本的人生態度は、言われて学ぶのではなく、人のやっている後ろ姿を見て学ぶものだからです。

例えば、「お父さんは大人だからいいの」とか、「お母さんは忙しいんだからしょうがないでしょ」という言い訳は最低です。

子どもは結構、論理的に考えていますから、「じゃあ、大人になれば嘘をついてもいいんだ」とか、「忙しければ、約束を破ってもいいんだ」などと解釈しかねません。それが何度も繰り返されれば、曲がった考えを持つようになり、やがては人の言うことを聞かない、もしくは曲解する人間になってしまいます。

「この子は、素直じゃないなあ」と思ったら、まずは親としての自分の言動をもう一度冷静に考えてみてください。

子どもは、親の行動や言動の過誤については、かなり厳しく感情をともなって指摘します。

そんなとき、親もどうしても感情的になってしまいがちです。

「ここで下手に出てしまうと、あとで取り返しがつかなくなる」とか、「ここで一本取られると後がやりにくくなる」などと、親の面子を優先させて考えてしまうからです。

そのような考え方は、「取り引き、駆け引き、勝ち負け」の思考法です。

これでは、「愛」に基づいた人間関係は構築できません。

家庭そして子育ての基本は、「愛」で成り立っています。

ですから、このような思考法を用いてしまうと、お互いが「愛」の上には立てなくなってしまいます。

「愛」の原点は、あるがままに受け入れ、報いを求めない献身的な行動です。
ですから、「謝るときには、相手が誰であろうと素直に謝る」というのが、愛のある潔い人間のとる行動です。

きっぱりと子どもに謝れる親に育てられた子どもが、悪い子になってしまうというのをあなたは想像できますか?
逆に、子どもに素直に謝れない親に育てられた子どもは、将来どのような人間に育っていくと思いますか?

これが答えです。Img_6328

 

 

 

Hirotada.H

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2008年10月13日 (月曜日)

第10回 子どもが嘘をついたら(2)

子どもが嘘をついたとき、叱っていい嘘といけない嘘があります。

例えば、家には小さなテレビしかないのに、「うちには50インチの液晶テレビがあるんだよ」なんて、お友達に嘘を言っていたら、どうしますか?

こういうときは、その子の気持ちを受け入れてあげることが大切です。

「大きなテレビがうちにもあるといいわね」などと、まずその子の心を肯定してから、

「でも、その子が家に来たら、がっかりするんじゃないかな?お友達ががっかりするようなことを言うのはどうかな?」とやさしく訊いてみてください。

また、「○時に帰ってくる」という約束を、毎回のように破る子がいます。

「なんで約束を破ったの?」と訊くと、「自転車がこわれちゃったから」とか、「友達がけがをしたから、助けていた」「帰るときに先生に呼び止められて話をしたから」など、いろいろな言い訳が出てきます。

このような場合は、嘘をつきたくてついたのではなく、ごまかすために結果としてついた嘘です。子どもも、約束の時間に帰りたいと思っているのですが、ズルズルと引きずられてしまって遅れてしまうのです。大人でもよくあることですよね。

こんなときには、約束を守るにはどうしたらよいかを親子で一緒に考え、一段階ずつステップアップしていくことです。

安い腕時計を買ってあげるか、お母さんのお下がりを貸してあげるなどして、時間がわかるようにする。

それでも約束に遅れそうな時は、前もって連絡する。
など、いろいろなステップアップの仕方があると思います。

 

子どもが嘘をついたときというのは、子どもの心の声を聞いてあげるチャンスでもあるのです

子どもは、自分の声を聞いてほしくて嘘をつくことがあります。 

そんなとき、頭ごなしに叱ってしまうと、せっかく開きかけた心の扉を閉じてしまうことになります。

  

小さな嘘は、子供からの小さなサインかもしれません。そのサインを見逃さないで理解してあげれば、大きな嘘を防ぐことができるでしょう。

「わかってもらえた」という経験は、「雨降って地固まる」のように、子どもをひとつ成長させるにちがいありません。 081012

  

 

 

 

Hirotada.H 

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2008年10月11日 (土曜日)

【6】ニガテ克服の秘密は?

勉強が苦手な子は、「自分は勉強ができない」と思い込んでいます。

記憶が苦手な子は、「自分は記憶ができない」と思い込んでいます。

まず、この苦手意識から脱却しなければなりません。

このような「思い込み」のことを「自己暗示」といいます。

この「自己暗示」は、よい方向に使えばとても大きな力を発揮しますが、悪い方向に使ってしまうと、せっかく持っている能力も発揮しにくくなります。

「私はできない」という自分に対するマイナスのイメージを払拭し、プラスのイメージに転じるためには、苦手は思い込み(自己暗示)にすぎないということを本人が納得することと、実際に「自分ができたというイメージ」を持つことが大切です。

1~4回までに登場した勉強が苦手な子たちも、「できない」と思い込み、自分自身で乗り越えられない壁を作り出してしまっていました。

そんな彼らがプラス思考になれるように、私たちが試みたのは、「イメージ」を使うトレーニングです。

強くイメージすると、そのイメージ通りに大きな力を発揮することができます。(IQ革命

「自分はできる」というポジティブイメージを持つトレーニングを始めると、だんだん彼らの目が輝きだしました。みんな自分に自信をもてるようになり、以前ならすぐに諦めていたことに対しても、果敢に取り組むようになりました。

今までできないと思っていたことが、スイスイできるようになると、今度はそれが面白くなってきて、苦手だった勉強も楽しくできるようになったのです。

こうなればもう完全に、自己暗示をプラスに働かせる良い循環にはまっていますから、次々と難しい問題へ挑戦していって、成績が飛躍的にアップしました。

私たちが教育に携わって約27年の間に、多くの子どもたちと出会い、さまざまな経験から得た実績を元に子どもや大人の能力開発を進め、大きな成果をあげており、みなさん学業や仕事に生かしています。081009

 Ruiko.H

 

 

 

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2008年10月 9日 (木曜日)

【5】脳の器を大きくする!

子どもの学力をアップさせるために、「どう教えるか」ということは、とても大切なことですが、教えたことをを受け取れる「受け皿」をきちんと作るというのは、さらに重要なことです。

多くの子どもたちは、器の大きさとは無関係に、たくさんのことを詰め込もうとしています。

特に入試は、通常のテストより難しいし、自分のレベルが上がれば上がるほど、問題の難易度も上がってくるので、誰でも余裕のある器というものが欲しいところです。

 

お正月のおせち料理を注文すると、三段重になっていて、「まぁ、よくきれいに詰め込んであるなあ」と思うくらいに、要領よくたくさんの品が入っていますよね。

教える側からすると、このおせち料理のように、決められた器の中に、いかに体よくたくさんの物を詰め込むか、という発想になってしまいがちです。

受け皿の方を大きくする、という発想があまりないのです。

 

家が広すぎて困っているという話はあまり聞きません。大抵は家の大きさよりも、家財道具の方が多くなってしまって、もっと広い家に引っ越したい、となるものです。

でも、もし家が東京ドームくらいの広さがあったらどうでしょう?

狭い家にあふれかえっていた家財道具すべてを並べても、全体から見れば、ちょこんとあるくらいで、ほとんどその量を実感することはないでしょう。まだまだ、いくらでも家具を増やす余裕があります。

つまり、「脳の器」を大きくすることができれば、たくさん詰め込むのに苦労していたのが嘘のように、何に対しても余裕を持っていくことができるのです。

 

 

また、普段どんなに真面目に頑張って勉強しても、本番で実力を発揮できなくては意味がありません。

本番で実力以上の力を発揮できるかできないかも、結局は本人のセルフコントロールの力ということになります。

 

私たちは、そのような力も身につけさせてあげたいと願い、研究を重ねるうち、子どもたちが目に見えて変わってきました。 081009

 

 

 

 

 

 

Ruiko.H

 

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2008年10月 8日 (水曜日)

〈7〉タラ・レバが成功のコツ

何かに失敗したとき、「こうだったら良かったのに」「あれができれば成功してたのに」と負け惜しみを言いたくなります。
そんな時には「タラ・レバを言っても仕方ない」と言われることが多いのですが、実は、「ああだったら良かったのに」という『タラ・レバ』は、とても有効なイメージ・トレーニングなのです。

「もし、ああいうふうにやっていれば成功していた」と10回もイメージすれば、イメージの成功体験ができあがります。
これで、「自分は成功したんだ」という感覚がイメージの中で得られ、次にチャレンジするときに「前回も成功したんだから、今回も成功するだろう」と考えることができるようになります。

『タラ・レバ』を徹底的に追求すべし、です。
「こうすればよかった」をとことんイメージすること。「めでたく成功した」というイメージを完成することが、次のチャレンジでの『本物の成功』につながるのです。
実際に成功した人の話を聞けば、なおのこと『成功のイメージ』を固めることができます。

次に、『本物のモチベーション』を獲得するために、『やる気』を持って『行動』しましょう。
「留学したい」「資格を取りたい」など目標を定めるとき、「難しそうだな」「お金がかかるな」と、できない理由をつけて最初から行動しないことが、消極的な自分を作り上げてしまいます。

目標を実現させるために、具体的に行動しましょう。
留学したい国を決め、受け入れ校をピックアップし、滞在先はどうするのか、費用はどうやって捻出するのか、すべての計画を立ててみます。

資料を取り寄せ毎日眺めながら、留学生活をイメージしているうちに、本当にその国に行き言葉をマスターして、楽しんでいる自分の姿が明確になり、『目標のイメージ』は、どんどん『本物のモチベーション』に接近してきます。

 

 bookヘーグルの本
  『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
                 逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                               より

 

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2008年10月 7日 (火曜日)

【4】小1からでも難しいなあ~

もう20年以上前の、まだ塾を始めたばかりの頃の話です。
小さいうちからきちんと教えれば、どの子も同じように学力を上げることができるのではないか?ということで、小学1年生からの学習指導を始めました。

優秀な生徒も多かったのですが、その中に、小1のT君がいました。
T君の両親は共働きで、なかなか勉強をみてやることができないから、早いうちから塾に入れた方がいいだろうという判断からやってきたのです。

T君は「ひらがな」が満足に書けません。
ですから「カタカナ」はもちろんあやふやです。

彼は、書くことが大嫌いです。
ですから、宿題をやってきません。

ある時、彼は言いました。
「先生、ひらがなの“か”を書いて」私が白板に“か”を書くと、
「先生こんどは、その横にカタカナの“カ”を書いて」と言うので、言われたとおり書きました。するとT君は
「先生、ひらがなの“か”とカタカナの“カ”は同じでしょう?ぼくは、ひらがなの“か”は書けるよ。だからカタカナの“カ”は書けなくてもいいでしょう?」と言うのです。

どちらも同じ音ですから、理屈は確かに合っています。
もしかしたら、この子は頭の良い子なのでは?と思いました。

でも、そんな屁理屈を考える前に、さっさとカタカナを覚えてしまった方が早いんじゃないの?とも思ってしまいます。

それからは、どうしてもプリントをやらせようとする先生 VS それをしないですまそうとする生徒、の戦いになってしまうことも度々ありました。

 

1学期最後の授業の日、「宿題をやってこなければ、やり終えるまで居残りよ」という約束を実行に移そうとしたとき、彼のほおに、一筋の光るものが見えました。

このとき、教師として「大きな無力感」に襲われました。
私たちがやっていることは、お父さん、お母さんと何ら変わらないではないか?
やりたくない生徒を無理矢理やらせるしかないのであれば、本当のプロとは言えないのではないか?

そう思った時、何かやり方が違うと気付きました。単にプリントをやらせ、書かせるという方法以外に、もっといい方法はないものか?

優秀な子もそうでない子も、すべての生徒がより成果を上げることのできる方法を、そのときから模索し始めました。

 081007

 

 

 

Ruiko.H

 

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2008年10月 6日 (月曜日)

【3】学年30位の子がトップに!

とてもまじめで、勉強はきちんとやるタイプの、中3の男の子がいました。

成績は、ほとんどが5で4がちらほらある程度。

でも、こんなに優秀な彼にも、悩みがありました。

普段の勉強の時は、いつも100点を取れるのですが、中間や期末テストになると、緊張してしまい、いつもの実力が発揮できないのです。

実力的には学年トップになってもおかしくないはずなのに、テストになるとうまくいかないのです。

そこで、メンタルトレーニングを始めました。テストでうまくいくよう、自己暗示をかけるのです。その方法は、

〈2〉「緊張しないぞ」という自己暗示は有効か?でご紹介したとおり、『成功する自分』や『リラックスしている自分』をイメージします。
それと同時に、「テストで、ゆったりと冷静に取り組むことができ、自分の実力を思う存分発揮できる」と、言葉でも言い聞かせるのです。

 

その自己暗示がうまくいけば、喜びの体験とともに、新たな『成功』のイメージを得ることができます。その瞬間からそれは『成功体験』となって、より深く強い『成功のイメージ』として残ります。


彼は、みごとに実力を発揮することができるようになり、とうとう念願の学年トップの成績を修めることができました。

卒業後は、東京都立立川高校に入学し、そのあと早稲田大学と筑波大学に合格し、結局国立筑波大学に進学しました。将来は、野球選手の健康や、筋力トレーニングなどを管理するマネージャーになりたい、という希望をかなえるために選んだ進路です。

 

私たちの教室には、【1】あ~あ、大変だ~!
【2】もっとすごいぞ!手ごわいぞ!で紹介したような、勉強が不得意な子たちもいれば、トップレベルの国公私立高校から、国立、早慶レベルの大学へ進学するような成績優秀な子まで、いろいろな子が通ってきます。

このように、できる子やできない子は、
     どこが、どう違うのだろう?

     どうすれば、どの子も学力を伸ばすことができるのだろう?

という疑問がわいてきました。081006

そこで、一つの仮説を立て、小学校1年生からのクラスを設置することにしました。

 

 

 

 Ruiko.H    

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2008年10月 4日 (土曜日)

〈6〉「自信」は「成功実績」によってつく

勉強ができなくて、「どうせボクは、勉強なんてできなくていいんだ」なんて、うそぶいている子どもを見かけます。そんな子でも、口とは裏腹に、本気で勉強した経験が一度くらいはあるに違いありません。仕事でも、同じようなことはありますね。

だれだって、「もっと勉強ができればいいな」「仕事の結果が出せたらいいな」と思うものです。
そして「テストで100点を取ろう」「親に認めてもらおう」「上司を見返してやろう」「できるということを証明したい」そんな気持ちで、やってみたことがあるはずです。
けれどもその時は「やってもやっても、ダメだった」。だから今は諦めてしまっている。

子どもも大人も、自分の能力が上がって喜ばない人はいません。能力が上がれば、「もっとやりたい!」と思います。
『自学自習のスタイル』は、きちんとしたステップを踏めば、無理なく身についてどんどん結果を出せるのです。

ありがちなのは、成功を望むあまり、失敗しないように慎重になってしまうということ。でもそれではダメなんです。
「失敗しないように」ではなく、「成功した自分」をイメージします。強いポジティブシンキングができれば、その効果はめざましく上がります。

何がしたいのか、どうしたいのか、目標を定めることも大切です。報酬のためではなく、食事をとるのも忘れて熱中してしまうくらいのもの、それが『自分自身に価値のある目標』です。

では、どうやって『自分自身に価値のある目標』をみつけて、具体化すればいいのでしょう?
まずは、自分の思い込みや先入観を取り払いましょう。
それまでの束縛から解放された自分から、完全にフリーの状態になって、自由な発想で想像力を広げるのです。

同時に必要なのは、『自信』をつけること。
『自信』は、『成功実績』によってつきます。まだ成功実績が無い、という人でも大丈夫。それは、イメージの中で作り出せばよいものなのです。

自分が成功している姿をイメージすることで、潜在意識の中から沸々と自信がわいてくるのです。

 

bookヘーグルの本
  『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
                    逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                                       より

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2008年10月 3日 (金曜日)

第9回 子どもが嘘をついたら (1)

子どもが嘘をついたとき、あなたはどうしますか?

  

     とにかく、嘘をついたことは悪いことなので、きちんと叱る

     嘘をつくことは悪いことだと、こんこんと言って聞かせる

     なぜ嘘をついたのか、その理由を追求する

確かに、嘘をつくことは悪いことです。

でも、人間は嘘が言えることによって、知能が伸びていくのです。

例えば「おままごと」。おままごとは、芝居ともいえますが、見方を変えれば嘘のつき合いっこです。

「僕はお父さんだよ」と言って、お父さんのふりをします。日頃、お父さんの様子を観察していて、お父さんに成りきるのですから、かなりの高等技術です。

イメージで、誰かに成りきる。

そのようなことを通して、大きくなっていくわけですから、嘘がつけるようになったら、それを成長と捉えて喜んでいいのです。

「嘘」に対して、良くないイメージがあるのも事実です。

「嘘つきは、泥棒の始まり」などと言われると、この子は、後にとんでもない人間になってしまうのではないか、と心配してしまいます。

確かに、大人になっての嘘は、社会的にも迷惑をかけますし、犯罪につながってしまうこともあります。

しかし子どもの頃の嘘は、当たり前のこととして捉えるほうが、自然な場合があります。

大袈裟に捉えてしまうと、かえって心にしこりを残すこともあります。

では、嘘をついても、そのまま放っておくのですか?

そうではありません。

それでは、どう対処したらいいのでしょう?

STEP1

まず、嘘をつくことは悪いことだと教えます。

いろいろな寓話や昔話を用いて、説いて聞かせるのもよいでしょう。

子どもの心の中に、嘘をつくことは悪いことだという価値判断を植えるのです。

STEP2

つぎに、なぜ嘘をついたのかを訊きます。

おそらく子どもは、その理由をまともには答えないでしょう。

ここで大事なのは、なぜ嘘をついたのかという、はっきりとした答えを導くことが目的ではなく、子どもがごまかす場合、どうごまかすのかを見届けることが目的だということです。

子どもは、見え透いた嘘をつきます。

たいていは、初めから嘘だとわかる嘘をつくものです。

STEP3

なぜ嘘をつかなければならなかったのか?ということを、子どもと一緒に考えます。

嘘をついたことが悪いことであると認識していても、あえて嘘をつく場合があります。

そうなってしまう背景を分析する必要があります。

例えば、友達をかばう為の嘘だったり、友達に強要された場合など、年齢に応じて様々なケースが考えられます。081002_2

一方的な解釈をして、対処してしまわないことが大切です。

    

  

  

Hirotada.H

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2008年10月 2日 (木曜日)

〈5〉IQの伸びと能力発揮の因果関係

IQがいくら伸びても、『能力』につながらなければ意味がありません。トレーニングによってIQを伸ばした、その後が重要です。

本人が、『やる気』=『モチベーション』を、はっきりと持たなければなりません。

ですから、本人の自覚を促す取り組みや、気づきを与えることが大切なのですが、本人の意思を無視して、早急にある方向に無理やり導くのはやめた方がいいでしょう。
特に小さい子どもは、無意識的に親の期待に応えようとしてしまいます。真面目で優しい子ほどその傾向は強いのです。
大きくなって我慢も限界になったとき、取り返しのつかないことになりかねません。

普通の学習塾では、成績を上げるためのカリキュラムや教え方を重視しています。これは勉強ができる子にはいいのですが、そうでない子はなかなか結果が出ない、ということがあります。やはり限界があるのです。

私たちは、子どもの『受け皿』を大きくするということに力を注いでいます。子どもたちが、どんどん吸収できるように、器を大きく広げてあげるのです。

この受け皿を大きくするために大切なのは、『総合基本力』です。

・記憶力=楽しく覚えられる力=瞬間記憶力とイメージ記憶力
・高速処理能力=早く処理できる力=速読力と高速処理力
・理解力=楽に理解できる力=文章理解力と算数的空間把握能力
・想像力=想像力を発揮する力=イメージ想像力

この4つの力がバランスよく伸びることで生まれるのが、もう一つの大切な力である『集中力』です。
この集中がなかなかできないという人は、<3>人はトレーニングで天才になる?で紹介した呼吸法を試してみてください。気持ちが落ち着いて、それまでより集中しやすくなるはずです。

ヘーグルの教育では、『速さ』をとても重視しています。
『見る速さ』『読み取る速さ』『聞く速さ』によって、右脳と左脳を活性化し、潜在能力が引き出されます。
大量の情報を入力・処理・出力する訓練をすることで、高速処理能力が身につき、例えば、今まで5時間かけていた勉強が、40分でできるようになったりするのです。
そして、余った時間で他の事に挑戦しよう、という意欲が生まれます。

 

子どもはそれぞれ、成長する早さも内実もまちまちです。みんなより遅い子どももいるし、速ければ良いというわけでもありません。体力の足りない子に、険しい山を登りなさいといっても、それは無理なことです。

子どもが秘めている潜在能力や、総合基本力を踏まえた『もうひとつのモノサシ』で見てあげると、いろいろな可能性に気づき、褒めて励ますことがたくさん見つかります。そしてその子の成長を待ってあげることもできるようになります。

すると子どもは、認められたという自信を持ち、その自信が次の可能性を開くことになります。
可能性が見える→自信がつく→能力が引き出される→新たな可能性があらわれる、という『良い循環』に入ってこそ、子どもの可能性は無限に伸びはじめるのです。

  

  bookヘーグルの本
  『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
                 逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                               より

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2008年10月 1日 (水曜日)

〈4〉「潜在能力」=「IQ」+「EQ」

胎教・0歳児から小・中・高・大学生・大人までを対象に開く、ヘーグルの能力開発講座には、全国から通ってくる生徒さんが集まります。
これまで、英才教育塾のように数字を追求することはしていませんでしたが、本書をまとめるにあたって、生徒たちのIQ測定を試みました。

IQの平均は100です。IQ120以上の出現率は、通常8%といわれ、IQ140以上となると1%しかありません。100人に1人の割合です。

ところがヘーグルの生徒たちは、IQ120以上が73.6%、IQ140以上が37.4%という結果が出ました。140以上の出現率は通常の37倍となっています
これは驚くべき結果ですが、入会試験などは行っていないので、もともと優秀な子ばかりが集まっているというわけではなく、3~4年(平均通室年数)のトレーニングの成果が表れているのだと考えられます。
しかし私たちは、数値にこだわるのではく、子どもたちの『基礎となる素地の能力』をアップさせることに力を入れています。

 

ヘーグルが最も大切にしているのは、『心の教育』です。
幼少期、小学生期は、人間としての基礎をつくる重要な時期です。ただ単にIQが伸びるだけでは不十分なのです。
不十分どころか、人間としての基礎をつくらず、能力だけを磨くというのは、危険きわまりない行為です。

いちばん大切なことは生きていくための『土台となる力』を育てることです。ヘーグルでは、小1から年に数回、人間学の講座を行っています。
身近に起こっている問題や、心理学、成功哲学などをテーマに、いろいろな知識を様々な角度から捉えることで、物事を立体的に見る目を養います。

 

『EQ』という言葉をご存知でしょうか?EQとは『エモーショナル・クオシェント』のことで、直訳すれば『情動指数』というところでしょう。
IQとはまったく違うもので、自分の本当の気持ちを自覚、尊重し、衝動的な言動を自制し、他人の気持ちを感じ取ることができ、集団の中で協力し合える、といった能力を示すものです。

ヘーグルでは、『潜在能力』とは『IQ=記憶力、計算力、理解力、イメージ力』プラス『EQ=感情の豊かさ』である、と位置づけています。

『天才』とは、文字通り『天から与えられた才』です。つまり、自分が欲しくて自ら作り出した才能ではなく、天から与えられた才能であるという自覚と感謝の意をもち、『なぜ自分にその才が与えられたのか?』を考えなくてはならないのです。
豊かな心に満ちた環境こそが、天才を育むのです。

  

bookヘーグルの本
  『超 IQ革命』人間の天才力を引き出す驚異のメソッド
                 逸見 浩督・逸見 宙偉子 著
                               より

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